製品の概要

下水道用硬質塩化ビニル管の長期供用品の評価

下水道用途としての塩ビ管は、JSWAS K-1制定後では40年弱の歴史でしかなく、実際に埋設して、使用した管を評価した実績は数少ないのが現状です。
その中で今回、30年間使用したSAR250(名古屋市上下水道局様の協力)、また35年間使用したST250(習志野市都市整備部下水道課様の協力)を評価しました。

敷設後30年及び35年使用されていた下水道用塩ビ管を掘り上げ、性能試験を実施した結果、管路としての性能には、全く問題はなく、初期の性能を保持しています。

1.掘り上げ前の管内調査

2.掘り上げた管体の管接合部(掘り上げた状態のまま)の水密試験

3.掘り上げた管の水密性試験結果

<負圧試験結果(JSWAS K-1)>

測定項目 試験条件 試験結果
設定条件
(角度、扁平等)
圧力値(MPa) 30年供用管
ゴム輪受口
35年供用管
ゴム輪受口 接着受口
耐負圧性 直線 直線 -0.078 異常なし 異常なし 異常なし
偏平曲げ 5%偏平3°曲げ 異常なし 異常なし
偏芯偏平 4%偏芯偏平 異常なし 異常なし

<水圧試験結果(AS 19附属書)>

測定項目 試験条件 試験結果
設定条件
(角度、扁平等)
圧力値(MPa) 30年供用管
ゴム輪受口
35年供用管
ゴム輪受口 接着受口
耐水圧性 偏平曲げ 5%偏平3°曲げ 0.049 異常なし 異常なし
0.343 異常なし 異常なし
偏芯偏平 4%偏芯偏平 0.049 異常なし 異常なし
0.343 異常なし 異常なし

(塩化ビニル管・継手協会「敷設後35年経過した下水道用塩化ビニル管の評価について」より、評価試験は第三者機関立会による)

<参考>

掘り上げ品の外観

技術資料

1.敷設後30年経過した下水道用硬質塩化ビニル管の評価について 2.敷設後35年経過した下水道用硬質塩化ビニル管の評価について
ページトップへ